行動を起こす大切さ、“志本主義”を学ぶ
志は人生の基軸であり、“志本主義”と言っている。そう思わせたきっかけが、司馬遼太郎の『世に棲む日日』だった。大学3年の頃に読み、感銘を受けた。幕末の思想家である吉田松陰、志士の高杉晋作が革命に挑む物語から、行動を起こすには志が大切と分かった。今にも通じる。志を宿したチャレンジでなければ、イノベーションを起こせない。
『イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』は、企業の存在意義を考えさせられた。著者であるハーバード大学教授のクレイトン・クリステンセン氏は、自分たちの富しか考えない経営を戒める。起業して報酬を得ることも大切だが、社会に貢献する姿勢が経営者に求められると説いた。
国は違うが『代表的日本人』『無私の日本人』も、誰かに貢献する生き方という意味で共通する。企業はイノベーションを起こさないと社会で存続できない。当社も困りごとに対応し、お客さまのイノベーションのお手伝いをしたい。
私の普段の業務にはアルボムッレ・スマナサーラの『怒らないこと』が影響を与えた。怒ると相手も、自分も壊れる。周囲から警戒され、情報が入ってこなくなる。怒りは最悪のコミュニケーションだ。45歳の頃に読んでからデスクに置いたままの、文字通り“座右の書”となっている。
