人間の睡眠時間は7〜9時間が良いと言われていますが、加齢によりストレスや生活習慣によって短くなるもの。それでも健康を損ねないために3時間は取りたいところです。

そんな中で、雑誌『日経ビジネス』2017年9月25日号が「寝るな日本人」と題して夜の経済の衰退を指摘する特集を組んでおり、ネットでも賛否両論が展開されています。

日経ビジネス9/25.「寝るな日本人」に反応し即読.夜の経済の縮小が経済全体の縮小につながるという論.だが,「国家の衰退を食い止めるという観点に立てば,結論は次のようにならざるを得ない.寝るな日本人,“夜の本能”を呼び覚ませ」という〆はいただけない.クウネルアソブがいいなぁー

同誌では、生産年齢人口(15〜64歳)で睡眠時間が長くなっているというデータを紹介し、外よりも家で過ごす時間も長くなっているということを指摘。「日本の夜は衰退している」として、ナイトスポットの縮小が「昼の経済」にも影響を与えていると主張しています。

これに対して、「無理」「勘弁してくれ」「マジで言ってるのか?」といった声が集まっている一方で、「外でお金使わなきゃってことね」「消費しろというのはあながち間違っていない」といった意見もありました。

そうは言っても、「薄給激務の日本人が夜起きているメリットがない」「残業代が出ない」ともともと使うお金がないという声も。中には「満足に寝れないならば国が滅んでもいい」といった意見もありました。

中には、次のようなツイートも。

仕事が終わるのが22時だと夜遊びなんて無理。わたせせいぞうの描く素敵な時代ははるか昔に終わってんだよ。

ネットでも賛否両論が飛び交っていた『日経ビジネス』の特集。「炎上商法」というツイートも見られましたが、問題提起としては成功と言えるのではないでしょうか。

寝るな日本人 国は夜から衰退する(日経ビジネスDigital)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/NBD/15/special/091900772/ [リンク]

※画像は『足成』より
http://www.ashinari.com/2013/12/30-384726.php

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