比嘉、念願の3勝目に向け好スタート!(撮影:上山敬太)

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<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日◇11日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(6,655ヤード ・パー72)>

2週前の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から調子を上げていた比嘉真美子が、8バーディ・ノーボギーの“64”をマーク。8アンダーのロケットスタートを決め、霧の影響で9人がサスペンデッドになった初日に暫定トップに立った。
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この日は2組目でスタートした比嘉。「3〜6メートルのバーディパットが良く入った」というように、1番パー4で3メートルのパットを沈め、おはようバーディでスタートすると、5番パー4でも4メートルを決めバーデイ。さらに7、8、9番の前半上がり3ホールで連続バーディを奪うなど、前半を5アンダーで折り返す。後半に入っても、13番パー5で15ヤードの4打目をチップインさせるなど勢いは変わらず3バーディをゲット。この日は8バーディ・ノーボギーの“64”をマーク。2位の辻梨恵に3打差をつけ、2013年の「アース・モンダミンカップ」以来となる初日の単独トップに立った。

2週前の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で7位タイ、先週の「北海道meijiカップ」で4位タイと上り調子でむかえたこの大会。「2週続けていい状態なのは知っていたので、気楽に気負いすぎずにできたのがよかった」と語ったように、この日の比嘉は、「アイアンはイメージどおりの球でターゲットを狙えて」いて、パットも、「自分の読んだラインと打ち出しのスピードがあっていた」と言うほど、プレーがかみ合っていた。

比嘉といえば、ツアールーキーだった2013年に2勝をあげるなどの大活躍。しかし、その後勝ち星から見放され、2015年には17試合連続を含む23試合の予選落ち。2016年も32試合中17試合で予選落ちするなど、ここ数年、苦しいシーズンを送っていた。それが今季は、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」の7位タイを皮切りに、すでにトップ10以内に5回入るなど復活の兆しを見せている。

本人曰く、「リズムというか、スイングのテンポや歩くペースだったり、アドレス前の時間の使い方を改善した。また、ショットに自信がないときはスイングのことを考えすぎることが多かったので、4試合くらい前から、打つ直前にクラブを持つように」したことで、「スイングがどうこうより、球のイメージだけを考えるよう」になったという。

明日以降については、「目の前のラウンド、1打1打に集中してやっていきたい」と話した比嘉。この日のプレーを続けられれば、「欲を言えば早く3勝したい」という4年越しの希望がかなうのは間違いない。
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