ジェンキンス監督&ワンダーウーマン風ティアラを受け取った白石

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 乃木坂46の白石麻衣が8日、新宿歌舞伎町ゴジラ・ロードにて開催された映画『ワンダーウーマン』ジャパンプレミアに出席し、ワンダーウーマンのコスチュームをイメージした衣装で、約1,000人の観客が見つめるなか、ブルーカーペットを闊歩。あいにくの雨模様だったが、胸前で両手をクロスさせるワンダーウーマンポーズを見せると「いま降っている雨をぶっ飛ばしたい!」と気合いを入れ、来日中のパティ・ジェンキンス監督、チャールズ・ローブンプロデューサーを喜ばせていた。

 本作は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に登場した最強の美女戦士ワンダーウーマンを主人公にした物語。人間社会から孤立した女性のみの一族のプリンセスとして生まれたダイアナが、世界を救うためワンダーウーマンとして立ち上がる姿を描く。

 ジェンキンス監督は「こんにちは。日本に来ることができて興奮しています。日本が大好きです」と笑顔を見せると、世界的に大ヒットを遂げている状況に「まずこの映画はファンのために作ろうと思いました。次に世界中の誰もが楽しめる作品にしようと思っていました。その結果、大きな反応があり、さすが75年に渡り続いている歴史ある作品だと思いました」と胸を張った。

 さらに、主演を務めるガル・ガドットが来日できなかったことに触れたジェンキンス監督は「彼女はとても日本に来たがっていたのですが、今回は(体調面の問題で)叶いませんでした」と残念そうに語ると「彼女はオン・オフともに常にワンダーウーマンでした。強くて美しくてやさしくて忍耐力があります」と絶賛していた。

 この日は白石のほか、乃木坂46のメンバーである西野七瀬、齋藤飛鳥、堀未央奈、与田祐希、大園桃子、生田絵梨花、秋元真夏、松村沙友里、高山一実、衛藤美彩、星野みなみ、桜井玲香、新内眞依、若月佑美、伊藤万理華、井上小百合がイベントに出席。齋藤は「DCコミックスの看板のような名作。アクションシーンの見ごたえはもちろんですが、どのシーンでもガル・ガドットさんが美しいんです」と興奮気味に語ると、ロサンゼルスで実際にガルに取材したという秋元は「とても緊張していたのですが、すごくやさしかった」と当時を振り返っていた。

 乃木坂46は、本作のアンバサダーを務め、イメージソング「女は一人じゃ眠れない」を歌っているが、振り付けにワンダーウーマンポーズを取り入れていることをジェンキンス監督、ローブンプロデューサーに伝えると、メンバー全員でそのシーンを披露する場面も。また、ジェンキンス監督から映画ヒットのために作品の魅力を伝える乃木坂46にダイヤモンドが飾られたティアラがプレゼントされると、それを受け取った白石はワンダーウーマンポーズで喜びを表現していた。(磯部正和)

映画『ワンダーウーマン』は8月25日より全国公開