1つ1つ音符のように奏でる作品!Tamayo Horiuchi Photo Exhibition「Sospiro / ため息」を開催【Art Gallery M84】
■自身の中に沸き起こる感情を表現した作品
今回の作品展は、Art Gallery M84の第64回目の展示として実施する個展だ。
Photo Exhibition「Sospiro / ため息」は、イタリアの国際コンクールで写真部門大賞を2回も受賞した日本の女性写真家の作品。パリの音楽学校やソルボンヌ大学通学後も、ピアノ教師として6年パリに生活。その後、東京とパリを行き来しながら、写真と詩作を中心とした活動を始め、そしてイタリアに移住して写真家として活躍している異色の経歴を持つ。
■作家からの一言
ストリートフォトグラフィーというフォトグラフスタイルを意識したシリーズに、その場の空気の動きと流れを受けて、自身の中に沸き起こる感情を包み込み、その感情から発する呼吸の感覚を表現する、「Sospiro / ため息」のビジョンは、写真への深みと動静の感覚をさらに加えるのではないかと思います。
町並みと人の動きが織りなす光りと影は、絶え間なく移り変わり、その二つのエレメントのコンビネーションが、単なる街の風景ではなく、そこから「見えてくるもの」、更には「見たいもの」に発展していくプロセスを経ることで、何かしらのストーリーが生まれてくる面白さがあります。
ヨーロッパ各地を撮影に訪れる際に自分の目が追うものは、ささやかなエモーションを探し続けようとする呼吸であり、それは終わりのない対話となり、私自身の目と心と頭が一つになる瞬間でもあります。日常に出会うそのささやかな瞬間の呼吸の動きが、深い「Sospiro / ため息」を促すストーリーになる瞬間として作品を感じて頂けると嬉しく思います。
Photographer Tamayo Horiuchi
■Tamayo Horiuchi(ほりうち・たまよ)氏
1971年 熊本県出身。横浜フェリス女学院大学音楽学部卒業。