瞑想にもなる！寝る前にすると熟睡できる「足上げのポーズ」
睡眠は足りていますか？ 目覚めの頭はスッキリしていますか？ 睡眠の質は心身の健やかさを作ります。睡眠の質が悪くなると心と体はダメージを受け、日々の気力さえ奪われてしまいます。
毎晩ぐっすりと眠るためには、心身を休めてくれるリラクゼーション効果の高いヨガポーズを取り入れてみましょう。ヨガインストラクターの著者もやっている、寝る前に行いたい究極の心身リラックス瞑想法をご紹介します。
■深くゆったりした呼吸で、下半身に下がった血を戻す「足上げのポーズ」
リストラティブヨガというリラクゼーション性の高いヨガセラピーでは定番となる、“足上げのポーズ”を取り入れてみましょう。体を脱力させ呼吸を無理なく深め、心身を寛がせていきます。
（1）壁にお尻をつけ、足を壁に投げ出した状態で仰向けに寝ます。
（2）足の裏を壁につけ、足の裏で壁を押しながら下半身と上半身を起こしていきましょう。起こした背中を腕で支えます。
（3）無理が無ければ喉と顎を引き寄せるつもりで、お腹のラインが真っ直ぐになる位置までお尻を押し上げていきましょう。
（4）深い呼吸をしながら5〜10呼吸ほどキープします。
（5）お尻を床に降ろしリラックスします。
（6）両腕を楽な位置に広げ、両足も力が抜きやすい位置に開きます。
（7）呼吸を整えたら一度思い切り息を吸い、限界まで吸い切りましょう。
（8）吸いきった息を一気に口から吐き出します。この時体全部の力も抜けていくイメージを持ちましょう。体が脱力できるまで何度も繰り返します。
（9）体の余分な力が抜けたら、このままの状態でリラックスしましょう。自然に波打つ呼吸に意識を向け続け、7〜10分を目安にタイマーをセットし寛ぎます。
最初のうちはリラックスすると眠くなってしまい、意識が遠のくことがある人もいるでしょう。何度も繰り返すと、心身が寛いでいる状態を目覚めた意識で認識できるようになります。
眠る前の簡単瞑想で、1日をリセットし睡眠の質を高めましょう。
【筆者略歴】
※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。
【画像】
※ Julia Luzgareva / Shutterstock
