まつ毛の寝グセも見られてる！まつエクを美しくキープする方法
長く美しいカールを、ビューラー&マスカラなしで実現できる“まつエク”ことまつ毛エクステ。まるで夢のような仕上がりで、寝ても起きてもパッチリおめめ。
しかし、それは永久的なものではありません。定期的な付け替えや日々のケアが必要です。とはいえ、せっかくなら長持ちさせたいものですよね。
そこで今回は、メイクアップアーティストの筆者が、せっかくつけた素敵な“まつエク”を美しくキープさせる方法をご紹介します。
■目元のスキンケアには細心の注意を
1度つけると、一般的には約1ヶ月ほど持つといわれるまつエク。しかし、ケア状態が悪いと、もっと早い状態で抜け落ちてしまうことも……。
まつエクは、専用の接着剤を使用し、まぶたにつけていきますが、その接着剤は油分・水分・熱に弱いのが特長。メイクを落とす際のクレンジング剤もオイルフリーをチョイスするのは大前提ですが、スキンケア時のフェイスクリームやアイクリームなどの油分も、接着剤を劣化させてしまう大きな原因の1つになります。
長持ちさせたいのなら、そういったクリーム類は、まつげギリギリのところでとどめ、まつげに直接つかないように気をつけることが必要です。
■髪の毛のようにお風呂上がりのケアもマスト
クレンジングや洗顔で細心の注意をはらっても、その後のケアが曖昧だと美しいまつげはキープできません。髪の毛だって、お風呂上がりにきちんと乾かさないとヘアダメージの原因になりますよね。
まつエクも同じで、接着剤が水分に弱いことから、長時間濡れたままにしておくと抜けやすくなってしまうのです。そのため、お風呂上がりは濡れたままのまつエクを、コームを使って根元から優しくコーミングしてからドライヤーの冷風で優しく乾かしましょう。
■まつ毛の寝癖に要注意
誰しも、眠っているときは無意識です。そのため、ついついうつぶせ寝をしてしまうこともしばしば……。しかし、うつぶせで寝てしまうと、枕との接触でまつエクが予想もつかない方向へ曲がってしまうことも。
そのため、ちょっとお昼寝〜と手を枕にしてデスクに突っ伏す体勢も気をつけなければならないのです。まるで、髪の毛と一緒ですよね。
また、摩擦に弱いため、目元を手でこすったりするのも接着部が弱くなる原因になるので、目覚めて無意識に目をゴシゴシしてしまわないように気をつけましょうね！
まつエクも立派な“毛”ですから、極度の乾燥状態は厳禁です。そのため、まつげ美容液でしっかりとケアを施すことも美しさをキープさせる重要なポイントです。
美しさに手間はつきもの。きちんとお手入れして、美しいまつエクで魅惑のまばたきを！
【筆者略歴】
※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。
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