サムスンのハイエンド「Chromebook Pro」、高解像度&タッチスクリーンで10月末に登場か
![サムスンのハイエンド「Chromebook Pro」、高解像度&タッチスクリーンで10月末に登場か](https://image.news.livedoor.com/newsimage/a/9/a9ef1_1186_90b5c521_61133fcd-m.png)
同じく海外通販のB&Hで公開されていた情報(やはり削除済み)によると、価格は499ドル(約5万2千円)で10月24日に発売とのこと。さらにallthingsmine.comに掲載されたスペック表では、重さは2.38ポンド=約1.08kgで、モバイル用途にも耐えうる軽さです。
Chromebook Proのディスプレイは360度回転が可能で、AdoramaとB&Hに掲載されていたランディングページ(インターネット広告のリンク先となるページ。商品イメージなどを紹介する)では、本体にスタイラスを収納する画像などのほか、ノートPCスタイルからタブレットに変形する(いわゆるコンバーチブル型)動画が披露されていました。
http://chromeunboxed.com/wp-content/uploads/2016/10/SamsungChromebookPro.mp4
Chromebookは今年5月、北米市場での2016年第1四半期出荷数がMacを初めて上回ったと報道されましたが、強みは「低価格でも動作が軽快」ということ。その多くが200~300ドルに抑えてスペックも控えめのなかで、サムスンは「少し高価でもハイスペック」のニーズに応えることになりそうです。
今年5月からChromebookにAndroidアプリをインストール可能となっており(「設定」から「Chrome OSについて」 「詳細情報」 「チャンネルを変更」 「Dev」を選択。あくまで開発者モードで、正式スタートは「今秋」とされながら未定)、これまでのアプリの少なさを解消するとともに、Chrome OSでは不可能だったアプリのオフライン運用(特にMS OfficeのWordやExcel)もできるようになり、活用の幅が広がっています。ただし、対応しているのは一部の最新機種のみ。
Chromebook ProについてAndroidアプリが対応するかどうかは未発表ですが、タッチスクリーン搭載でAndroidアプリとの相性もよく、その可能性は高いはず。もし国内でも販売されれば、モバイルユーザーの選択肢の一つに加わるかもしれません。