ドル/円の下値メドは過去4年のドル高調整局面で106円台に=外為どっとコム総研
――2月末のインタビューでは、当面のドル/円相場の行方について、2014年12月安値(115.550円)から2015年2月高値(122.022円)の値幅(6.472円)を14年12月安値から引いた109.078円という話でしたが、4月7日の東京市場では安値メドに到達して、1ドル=107円台を付けました。今後の展望は?
2000年から2015年までの月足で「陽線」「陰線」の出現回数を数えると、4月、5月、8月が陰線になる確率が高いという結果になります。このアノマリー(経験則)が効いているような相場付きになっています。
さきほどの4年間の上場相場の調整局面としてみると、次の下値のメドは38.2%押しの106.549円。そして、2分の1押しの100.587円という水準が見えてきます。このようなチャート分析によるフシ目は、世界中の投資家が同じように意識する水準となるため、それぞれのフシ目について実際の値動きがどうであったかを検証する意味でも、フシ目の位置を知っておくことは意味があると思います。当面は、106.549円をめざした下押し局面と考えられます。
一方、ドル/円の上値を考えると、110円を割り込んだことで、それまでの下値支持であった110円台後半が当面の上値として意識されるでしょう。
当面の予想レンジは、1ドル=101円~111円とみています。
――3月末には1豪ドル=86円台に値上がりした豪ドル/円も全般的な円高の流れに抗しきれずに81円割れの水準に下押しました。豪ドル/円の見方は?
