フレッシャーズ編集部

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上司に対するビジネスメールは、新社会人にとって緊張するものです。きちんとしたマナーにのっとって、失礼のないメールを送信したいですね。特に注意したいのが、上司に何か、お願いごとをするときのメールです。上司に対する、上手な依頼メールの送り方とは? 社会人として活躍するためのコツを紹介します。

■しっかりとした敬語で

ビジネスに関するメールで基本となるのは、「敬語」です。相手が上司であれば、なおのこと。間違った敬語で、相手を不快にさせてはいけません。依頼をするときによく使うのは、「お願い申し上げます」や「していただけませんでしょうか」というフレーズです。前者は「お願いします」をより丁寧に言い換えており、後者は疑問形にすることで上司の意向を尊重しようとしています。間違っても、「お願いします!」と勢いだけで乗り切ろうとしてはダメ。依頼を聞いてもらえるどころか、呼び出されてお説教される可能性も大です。

■内容は具体的に

上司に何かを依頼するときには、「何を」「どうして欲しい」のか、明確にする必要があります。ここが曖昧だと、「いったい何をすれば良いのだろう」と上司が戸惑ってしまうケースもアリ。貴重な時間を無駄にしてしまいます。

依頼したい内容をきちんと記載したら、期日についても記しておきましょう。納期が決まっているときには、なおのこと。上司が一度読んだだけで的確に内容を判断できるよう、メールを作成してください。

■気遣いを忘れない

最後のポイントはこちらです。依頼をする立場として、上司への気遣いを忘れてはいけません。上司への気遣いは、定番のフレーズを使うことでも十分に示せます。例えば「ご多用のところ恐縮ですが」「お忙しいところ恐れいりますが」という言葉を添えるだけで、メール全体の印象が柔らかくなります。「ご連絡ください」と言いたいときには、「ご連絡いただけましたら幸いです」とすることで、自分勝手な印象になるのを避けられるでしょう。

上司へのメール作成は、最初が肝心! この3つのポイントさえ覚えておけば、何も恐れる必要はありません。上司に対してきちんとメールが送れるようになれば、取引先の方や目上の方に対するメールにも応用できるもの。最初はじっくりと、落ち着いてメール作成に取り組んでみてくださいね。

(ファナティック)