SIMフリースマホでもモバイルSuica、MVNO時代のおサイフケータイ事情:モバイル決済最前線
折しも、総務省主導で「(携帯販売店への)販売奨励金の抑制」へと向けた動きが加速しているなか、MVNOや比較的安価なSIMロックフリー端末の利用比率が今後高まっていくとみられており、今後の動向に目が離せない状況だ。「モバイルSuica」の新アプリ提供でMVNOでの利用が可能にJR東日本は12月2日に出した「おかげさまでモバイルSuicaは10周年を迎えます」というプレスリリースの中で、各種キャンペーン情報とともに、MVNOに対応したSIMロックフリー端末へモバイルSuicaを12月中旬以降に提供していくと発表している。
同社によれば、12月中旬以降にGoogle Playで配信されている『モバイルSuicaアプリ』に更新が入り、そのタイミングで上記の6端末でのモバイルSuica利用が可能になるという。実際、12月14日にモバイルSuicaの新バージョンがダウンロード可能になっており、MVNO端末での提供がスタートしたようだ。JR東日本によれば、おサイフケータイジャケットを含む上記以外の端末についても今後対応を検討しているが、現時点では新規対応は該当の6端末のみということだった。
新しいモバイルSuicaアプリでは大手キャリアのスマホ以外でも利用可能に
これまでMVNOが提供する携帯は比較的安価な端末が選択されることが多かったが、最近になり大手メーカーらのFeliCa機能を搭載したミッドレンジ端末も投入されるようになっている。
例えば、ソニーのXperia J1 Compactはその典型で、今年2015年4月に楽天モバイルが新サービスと端末を発表した際には、楽天Edyのおサイフケータイサービスが利用できることを紹介するデモが披露されていた。一方で、モバイルSuicaについては「動作検証が必要」ということで長らく提供が行われていなかったが、今回のタイミングで「検証が完了した」としてアプリの提供が始まっている。

