【エンタがビタミン♪】岡村隆史も恐れる“アンチ吉本”の怖さ。復活『M-1グランプリ』に暗雲か?
今年5年ぶりに開催される“漫才日本一決定戦”『M-1グランプリ2015』の決勝進出者8組が発表された。ハライチやジャルジャルなどテレビでよく見かける人気芸人からメディアでは馴染みのない新人コンビまでメンバーは様々だが、8組中4組が吉本所属(正式にはよしもとクリエイトエージェンシー所属)という結果であった。今でも“お笑い=吉本”という印象は強いが、人気の高さの一方で“アンチ”の存在も脅威になっているという。吉本所属の人気芸人、ナインティナインの岡村隆史が自身のラジオ番組で後輩芸人から聞いたという“アンチ吉本”の存在を告白。今後のお笑い大会などに影響するのではないかと危惧している。
さる19日深夜に放送されたニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』の冒頭で、「凄いことを聞いた」と語りだした岡村。先日久しぶりにルミネtheよしもとのイベントに出席した際、若手芸人たちから“アンチ吉本”の存在を聞いたのだという。
その“アンチ吉本”と呼ばれるお笑いファンたちは吉本以外の事務所に所属している芸人のファンであり、理由は定かでないが吉本のことは大嫌いだという。そのため、吉本所属の芸人が舞台に立つとクスリともせず、他事務所の芸人がでると一気に盛り上げるというのが特徴。コンテストの観客として入場してくることも少なくないそうで、明らかに吉本芸人が出ていくと空気が変わってしまうため、芸人にとっては随分やりづらいそうだ。
東京に多いとされるこの“アンチ吉本”。岡村は「下手すれば決勝とかもそういう人たちが大挙して…」「東京の予選とかに見にきはるんでしょうけども」と、何かしらの大会でアンチによってネタの良し悪しが操作されることを心配している様子で「そんなんってどうかなあ」と疑問を呈している。岡村曰く、昔も劇場などに“ドン”と呼ばれる人物が存在し「その人に嫌われるとやりづらくなる」ということはあったそうだが、所属事務所だけで判断されることはなかったそうだ。
ちなみに前述の『M-1グランプリ』では第一回開催時に「関西会場で関東の芸人に票が入らない」という一般投票の公平性が問題になり、その後審査するのはゲスト審査員のみに変更されている。そのように東京とは逆に、関西では関東のお笑い芸人に厳しいという声もあり、お笑い界でもある程度の「アウェイ」「ホーム」は存在しているようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)
その“アンチ吉本”と呼ばれるお笑いファンたちは吉本以外の事務所に所属している芸人のファンであり、理由は定かでないが吉本のことは大嫌いだという。そのため、吉本所属の芸人が舞台に立つとクスリともせず、他事務所の芸人がでると一気に盛り上げるというのが特徴。コンテストの観客として入場してくることも少なくないそうで、明らかに吉本芸人が出ていくと空気が変わってしまうため、芸人にとっては随分やりづらいそうだ。
東京に多いとされるこの“アンチ吉本”。岡村は「下手すれば決勝とかもそういう人たちが大挙して…」「東京の予選とかに見にきはるんでしょうけども」と、何かしらの大会でアンチによってネタの良し悪しが操作されることを心配している様子で「そんなんってどうかなあ」と疑問を呈している。岡村曰く、昔も劇場などに“ドン”と呼ばれる人物が存在し「その人に嫌われるとやりづらくなる」ということはあったそうだが、所属事務所だけで判断されることはなかったそうだ。
ちなみに前述の『M-1グランプリ』では第一回開催時に「関西会場で関東の芸人に票が入らない」という一般投票の公平性が問題になり、その後審査するのはゲスト審査員のみに変更されている。そのように東京とは逆に、関西では関東のお笑い芸人に厳しいという声もあり、お笑い界でもある程度の「アウェイ」「ホーム」は存在しているようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)