東京モーターショーでは、近未来の社会やカーライフに様々な提案を織り込んだコンセプトカーが見所となっています。

今回のテーマは「きっと、あなたのココロが走り出す」。様々な工夫をこらした新たなショーモデルが、数多く出展されています。

そこでここでは、多彩なカーライフをイメージしながら、コンセプトカーを紹介したいと思います。

日産からは、先進的なデザインをまとったSUV「グリップス コンセプト」が出展されます。

現行型フェアレディZのようなブーメラン型のヘッドライトとクーペルーフのアッパーボディを採用。日産のアイデンティティであるフロントのVモーショングリルと融合して、斬新かつスタイリッシュ!

ちなみにモチーフはかつての名車「240Z」だそうで、このスタイルならクルマを通じて自分らしさを存分に発揮できそうです。

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スズキからは、リアデッキを備えた「マイティデッキ」が出展されます。

かつて「マイティボーイ(マー坊)」が2シーターとデッキを組み合わせたスタイルで、マリンスポーツの若者にこよなく愛されていました。

マイティデッキはリアにシートを配備するだけでなく、背もたれを可倒式にしてデッキ容量の可変化を実現。しかもルーフには、キャンバストップを採用。やっぱりアクティブなクルマには、遊び心がなくっちゃ!

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ダイハツの「NORI ORI」は、まるでコミックに出てきそうなデフォルメ・ルックが特徴。

近未来のマルチパーパスコミューターというコンセプトで、ベビーカーや車椅子がリアやサイドドアから無理なく乗れるように、車体が沈み込むように仕立てられています。

日本の近未来は超高齢化社会と言われていますが、「NORI ORI」なら車椅子でも乗り降りが苦にならず、楽しく外出できそう。とてもポジティブな提案が嬉しいですよネ。

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トヨタからの新提案は、2台のハイブリッドカーです。

「CH-Rコンセプト」は、新型プリウスのプラットフォームとパワーユニットを流用したコンパクトSUV。トヨタ最新のキーンルックをまとい、虎視眈々と市場参入を狙っているようです。

続いては、機械剥き出しの「KIKAI」に注目! 4輪バイクに3人乗りキャビンを載せたようなシルエットと、デザインされたアナログ風メカが新鮮。さらにキュートなフロント&リアライトに、ハイブリッドでデジタル武装している意外性も、また魅力的です。

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東京モーターショーでは、ほかにも様々なコンセプトカーが目白押しですし、平日と土曜日は20時までやっていますから、仕事や学校帰りでもOK。是非是非、東京ビックサイトへ出かけましょう!

■2015年 東京モーターショーのすべて <電子版はこちら>

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(拓波幸としひろ)

【東京モーターショー15】カーライフへの新提案続々、見逃せないコンセプトカーはこれだ!(http://clicccar.com/2015/10/18/333604/)