世の中のみんなが日中だけ働いているわけではありません。本来なら眠っている時間帯に一生懸命働いている人もたくさんいます。特に医療や介護業界で働いている人は他の業界に比べても不規則な生活を続けなければならず、それだけ体にも負担です。限界を超えて体調を崩し、そのまま退職・転職を決める人も少なくないようです。夜勤が多くても、体調管理をしっかりしておきたいですよね。そこで今回は『昼夜逆転で体もボロボロ…夜勤が多い人の体調管理法3つ』をご紹介いたします。

シフト体制を確認してみて

夜勤がずっと続くならOK。でも一週間のなかで早朝から、午後から、深夜から、と、あまりに不規則なシフトが続くと、それだけで体調を崩しやすくなります。明らかにシフトの組み方がおかしければきちんと上長と相談し、せめて一週間は遅番、翌週は早番といった感じで体に負担をかけないシフトに調整してもらいましょう。

休日こそ規則正しく過ごしてみる

不規則な生活が続いていると、休日も休みにくい場合があります。ただ寝ているだけ、逆に寝ずに起きているなんてことが起こりやすいのです。普段不規則な分、せめてお休みの日は、朝の太陽の日差しを浴び、夜は早めに休む、といった理想的な一日を過ごすことで体内時計をリセットしましょう。もちろん一日3食しっかり食べることも体内時計の調整に効果的です。

夜勤中も仮眠をとる

夜勤中も可能であれば仮眠をとりましょう。眠気をこらえながら仕事をしていても効率が下がるだけ。特に医療や介護は人命に関わる職場でもありますから、人為的なミスを防ぐためにも、時間に余裕があるときは仮眠を積極的に取って作業効率をUPさせていきましょう! 目が覚めたら、緑茶やコーヒーを飲んで、スイッチを切り替えてみて。

夜勤が多い人は、日中に働いている人よりも体調を崩しやすいもの。それを自覚して、体調管理はしっかりとしなければいけません。体が動かなくなってから慌てるのではなく、日頃から、心や体の調子を気にかけてあげてくださいね。


writer:山口 恵理香