近畿厚生局麻薬取締部は2015年3月9日、自宅に大麻を所持したとして大阪市城東区に住む無職の男(39)を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。4月27日、共同通信電子版、産経新聞電子版などが報じた。

男はツイッターで「大麻おじさん」を名乗り、「パクられた(逮捕された)としてもやめない」「俺が大麻解禁の人柱になる」などと書き込んでいたという。さらに、大麻草と見られる植物を栽培したり、乾燥大麻を吸引したりするような様子を写真や動画で投稿していた。

報道によると、3月9日、取締部が書き込みをもとに男の住む自宅マンションを捜索。鉢に植えられた大麻草約140株、乾燥大麻約1キロ、液体大麻約1グラムが押収されたという。

大阪地検は3月30日、大麻取締法違反(所持)罪で男を起訴。同取締部は4月27日までに男を同法違反(栽培)、覚醒剤約1グラムを所持していたとする覚せい剤取締法違反(所持、使用)容疑で追送検した。