「レンタルDVDやビデオ」で映画を見る人の割合がわずかながら「映画館」で見る人を超えていることが26日、インターネット調査結果で分かった。「映画は映画館で」という鑑賞方法に変化が起こりつつあるようだ。

 調査は、9月5日から12日までの1週間に全国のiモードユーザーを対象に行われ、5963人から有効回答を得た。

 映画の鑑賞方法で最も多かったのは、「レンタルDVDやビデオ」が64.4%で、次いで「映画館」(61.1%)、「地上波のテレビ」(49.6%)の順だった。「レンタルDVDやビデオ」と答えたのは、男女とも年齢が低い層ほど多く、全体では女性が66.5%で、男性の60.3%を上回っていた。女性は「映画館」という答えでも65.5%と、男性の52.7%を超えていた。

 最近1年間に映画館で見た映画の本数は、「3−5本」が最も多く28.0%で、以下「1−2本」(26.2%)、「6−8本」(11.5%)と続いた。「ゼロ」という答えは18.9%だった。性別にみると、女性では「3−5本」が最も多く29.9%で、男性は「1−2本」の27.7%が最多だった。

 映画を一緒に見に行く人は、男性は「ひとり」が36.2%と最多で、次ぎに「友人」(31.7%)、「恋人」(27.5%)と続いた。一方、女性は「友人」の56.2%がトップで、以下「恋人」(30.2%)、「ひとり」(26.5%)の順だった。【了】

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