新たな“日本人エース”襲名へ期待の掛かる佐藤、小比類巻の両雄!
9月4日(月)有明コロシアムで開催される『K-1 WORLD MAX 2006〜世界王者対抗戦』。4日、都内ホテルにて対戦カードの発表会見が行われた。

会見には、谷川貞治K-1イベントプロデューサーに加え、小比類巻貴之、佐藤嘉洋が出席した。

会見の冒頭では、谷川プロデューサーが挨拶。「(K-1 MAXが)今、一番充実したイベント。国内海外併せて出たいという選手も多い」と成熟期を迎えた同イベントに絶対的な信頼を寄せた。

今回決定した有明大会の対戦カードは、アルバート・クラウスvs佐藤嘉洋、アンディ・サワーvs小比類巻貴之の2試合。先の『K-1 WORLD MAX2006〜世界一決定トーナメント決勝戦』で敗退し、共に再起を誓う両者にとっても、この上ない相手となった。

また、同イベントは、全10試合前後を予定。須藤元気も参戦に名乗りをあげているという。会見の最後には、小比類巻が「破壊力だったら誰にも負けない。今までとは違う自分を見せる」と述べると、佐藤も「僕は自分の闘い方、生き方を曲げるつもりはない」と語り、頼もしさを感じさせた。

■会見での両選手のコメントは下記の通り。

佐藤「6月の試合で影の優勝候補といわれ、信用を落としているので、落とした信用は自分の動きで取り戻すしかありません」

小比類巻「前回、負けてしまったんですが、こないだの試合では、今まで分からなかった心とか色んなものに気付いて、手数も出すし、打ち合いにもいくし、というのを掴みました。(サワーとは)去年、怪我もあって、まともに闘えなかったんですけど、今回は怪我もないので、思いっきり闘いたいです」

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『K-1 WORLD MAX 2006〜世界王者対抗戦』大会概要、対戦カード