XFN-ASIAによると、中国人民銀行(中央銀行)が、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の三菱東京UFJ銀行の中国・深セン支店でマネーロンダリング(資金洗浄)が行われたとして、同支店に120万元(約1760万円)の罰金を科したことが明らかになった。5日付の国営経済紙・中国経営報が報じたもので、詳細は明らかになっていないが、中国人民銀行による金融業界に対する不正取引取り締まりキャンペーンの一環としている。

  昨年、中国人民銀行は600以上の金融機関で、合計で800億元(約1兆1740億円)の自国通貨建てと8億ドル(約935億円)の外国通貨建てのマネーロンダリングを発見し、合計5629万元(約8億2600万円)の罰金を科したとしている。【了】