日本オリンピック委員会(JOC)は2度の監督会議で、トリノ五輪へ出場する選手、関係者が大会期間中にブログを更新することを控えるよう呼びかけた。国際オリンピック委員会(IOC)が「ブログの更新は五輪憲章が禁じる選手のジャーナリスト活動にあたる」として制限しているため。

五輪憲章は「選手、コーチ、役員は、記者あるいはその他のいかなるメディアとしての活動はできない」と定めており、選手、役員、メディアなどの五輪参加資格を厳格に分けている。

04年のアテネ五輪の際にもブログが普及しており、大会前にガイドラインをつくっていた。また「違反した場合は参加資格認定が取り消されることがある」と明記している。