◆マスメディアの一部には、菅内閣不信任決議案否決以後、「小沢一郎元代表はもう終わった」と決めつける論評やコメントを報ずるものがある。だが、これは、実に「見当外れ」である。「菅直人首相の退陣表明」から民主・自民党「大連立」に向けて、「政局の地殻」を「変動」させた最大の功労者は、小沢一郎元代表であった。衆院議員に当選して42年、権力欲渦巻く政界にいて、政治家心理の裏表はもとより、奥深いところを知り尽