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ハイアールアジアは1月14日、ハンディ洗濯機「コトン HCW-HW1」を発表した。衣類の部分汚れを落とすのに使用する。発売は3月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込10,800円前後だ。

コトンは世界初の持ち歩き可能なハンディ洗濯機。スティック形状で、衣類の部分汚れやシミ汚れなどを落とすのに適している。衣類をたたくと同時に水を噴射して汚れを繊維から押し出す「押し出し洗い」方式を採用。汚れの付いた衣服の下にキッチンペーパーなどを敷いて、汚れを転移させる仕組みだ。通常の洗濯機でいう「洗い」と「すすぎ」の工程を、1回あたり約5cc(およそスプーン1杯分)の水で行える。

サイズはW46×D46×H176mm、キャップと電池を除いた重量は約200g。電源は単4形アルカリ乾電池×3本、または充電式ニッケル水素電池×3本。カラーはスカーレットオレンジ、チタンゴールド、コーラルピンク。なお、同社のオンラインストアでは1月14日から予約受付を開始しており、発送は2月中旬を予定している。

ハイアールアジアは、リビングやキッチン、外出先などをコトンの利用シーンとして挙げ、汚れたその場ですぐ洗うことでシミ汚れを防げるとしている。部分汚れのほか、プリーツスカートなど家庭での洗濯が難しい衣類に使用することも提案。個人だけでなく、レストランやビジネスホテルなど事業者向けにも展開していく。