「苦手な色」から分かる!あなたの心の状態は?

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「あなたが選んだ色は、あなたの心を表している」これは、カラーセラピーでよく言われる言葉です。「今日はブルーの洋服はイヤだな」など、色を基準になにかを選択しているとき、あるいは無意識にある色を選んでいるとき、人は誰でも色の力を借りていると言えます。「この色が苦手、最近この色は身につけなくなった」などと思うときは、自分の心を、色を通して知るチャンスにもなるんですよ。今回は、「苦手な色」を選んでいただき、心の状態を見ていきたいと思います。

■1.苦手な色は?

まず、あなたの「苦手な色」は、何色でしょう?今回も次の10色の中から選んでいただきたいと思います。

1・ 赤2・ オレンジ3・ 黄色4・ 緑5・ 青6・ 紫7・ 茶8・ 白9・ 黒10・ピンク

■2.苦手な色が表していることは

苦手な色というのは、何を表していると思いますか?「苦手な色」というのは、あなたの「弱点」「不足しているところ」を表しています。「苦手」ということで、わざわざ選んでいる色ですから、イヤだろうがキライだろうが、気になっている色であることには違いありません。ということは、マイナスな感情を持ちながらも意識しているということになります。つまり、そこには自分が認めたくない、向き合うのが難しい、そういった自分の「弱点」や「不足しているところ」が隠れているといえるのです。

■3.苦手な色の意味

赤……やる気、積極性や行動力が足りないといえるでしょう。自分からリードしていくのが苦手なのでは? 単純に怒りっぽい、イライラしやすいとか、不満が多い、せっかちだともいえます。また、そういう人が苦手という場合もあります。

オレンジ……自分に自信がないといえるかもしれません。うまく人と関わっていくのが難しい、コミュニケーションが苦手という可能性も。単純に元気が欲しい場合もあります。ショックなことがあったなど、心に傷を抱えている場合もこの色を選ぶ可能性があります。

黄色……不安を抱えているかもしれません。心配事があったり、知らないことが多くて不安になっていませんか? 「なんとかなる」と楽観的に思えない、素直に楽しめない状態の可能性もあります。

緑……気持ちの中に、嫉妬、妬み、羨ましいなという思いがありませんか? 心に余裕がないのかもしれません。バランスを崩している可能性もあります。癒しが必要といえそうです。

青……心を閉じる傾向があるようです。人に心を開けないから、孤独になりがちといえるでしょう。気持ちを伝えることが苦手なのでは? もっと冷静になれたらいいのにという自己嫌悪に陥っている可能性もあります。

紫……現実逃避している可能性があります。迷いがあったり不安に感じることがあったり。それがなにかハッキリせずに、自分を責める傾向があるのでは? 大人になりきれない、単純に心が疲れている、情緒不安定になっているという場合もあります。

茶……安定感がなく、不満がある状態といえそうです。否定的になりやすい可能性も。茶色が苦手な人は、ガンコでゆずれないところがあるようです。

白……素直になれないのでは? 「もうやり直せない」という思いがあるかもしれません。心身ともに疲れている可能性があります。

黒……決断力がない。強い意志が持てずブレやすい。NOといえない。圧迫感のあることがイヤ。物事に対する拒否感や不安感がある。気が重い……そんな気持ちになっているのではないでしょうか?

ピンク……愛することがなかなかできない。特に愛を与えることが難しい状態だといえそうです。また、気付かないうちに何かに依存する傾向があるかもしれません。自分を大事にできない人もピンクを選ぶ傾向があります。甘えたり、やさしくしたり、かわいくしたり、女性らしくすることが苦手では? そういう部分が自分に足りないと思っているのかもしれません。

■おわりに

苦手な色ともしっかり向き合っていくと、その色がだんだん好きになることがあります。そうすると、自分のイヤな部分を受け入れられるようになり、もっとラクに生きられるかもしれません。ぜひ、色と上手に付き合ってみてくださいね。

(水谷奏音/ハウコレ)