しっかりとラッピングをされ、ファンから投げられた花を手にする浅田真央(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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29日、さいたまスーパーアリーナで開催されたフィギュアスケート世界選手権(最終日)は、浅田真央が自己ベストを更新する216.69点で優勝、ソチ五輪のフリー演技に続きファンに大きな感動を与えたが、気になる今後については「(現役続行か引退か)ハーフハーフ」と語っている。

そんな折、TBS「アッコにおまかせ!」(30日放送分)では、「浅田真央ちゃんに辞められたら大変!? 世界フィギュアにまつわる気になるDATA」と題し、浅田の去就によっては大きな損害が避けられないであろう大会チケットや会場内の物販について報じた。

まずは「1日推定2億7千万円(番組調べ)」と紹介されたチケットの売上だ。同番組によると、さいたまスーパーアリーナで行われた今大会のチケットは4,000円〜25,000円の席種が販売され、4日間の通しチケット(S席/70,000円)なども含め、1万8400席は全て完売になったという。浅田が引退すれば、集客力の低下は誰の目にも明らかだ。

また、そんな会場内では選手の演技後、リンクに投げられる花が販売されている。これはフィギュア協会と販売契約を結ぶ宮田花店が出店し、販売しているものだが、既にお馴染みの光景ながらも会場で投げられる花には厳しいルールもある。

リンクに届くよう、投げる席はP席とS席に限られており、花びらが飛び散らないよう全体をラッピングしていなければならない。そのため、ファンが自ら花を持ちこんだ場合でも会場で宮田花店がチェックし、不十分であればラッピングのみ100円で行っている。

今回の世界フィギュアでも1日約120万円を売り上げた宮田花店。番組で進行を務める安東弘樹アナも「これだけの数、花束を投げられる選手はいないですよね。そういう意味でも浅田真央が辞めてしまうと色んなところに影響がある」と説明した。