ミランMFナイジェル・デ・ヨングが自らの役割、チャンピオンズリーグ(CL)、マーケット、負傷など、さまざまなテーマについて語った。

「クリスマスにはスイスに行くけど、スキーをしに行くわけじゃないから、安心してほしい」と語ったデ・ヨングは、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドについて、このように述べている。

「ルックスを気にするのも好きだけど、僕はC・ロナウドじゃないからね。彼はいつも鏡の前で髪型を整えているんだ」

これは単なる冗談に過ぎない。だが、ピッチでの彼はあまり冗談を言わないプレーヤーだ。

「僕が好きなのは、ディフェンスラインの前でプレーすることだ。この位置なら、たくさんボールを奪うことも、プレーの起点となることもできるからね。ただ、イタリアでは失点しないことが特に重要なんだと学んだよ。アヤックスでは決してボールを前に放り込めとは教わらなかった。僕の模範は(フランク・)ライカールトなんだ」

ミランはCL決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリーと対戦することに決まった。
「この抽選結果には満足している。でも、予想はしないよ。ほかのチームが自分たちを見下しているのも悪くない。僕らは不利だと言われているけど、ラウンドを突破するために僕らは全力でいく」

昨季はシーズンの半分を棒に振ったデ・ヨングだが、今季は主役となって戻ってきた。

「あれだけ長く離脱したのは簡単なことじゃなかったよ。肉体面だけではなく、精神的にかなり頑張らなければいけないんだ。あれほど深刻なケガをしたら、以前より強くなって戻ってこなければいけない。だからこそ、精神的に強くなければいけないんだ。復帰したときは本当にうれしかったよ」

だが、ミランそのものはまだリスタートできていない。1月には補強もあるだろう。

「本田(圭佑)はとても優秀な選手だ。左足が素晴らしいね。感銘を受けたよ。どのポジションからもゴールを決めることができる。だから、僕らにとって重要だ。彼が加わるのはすごくうれしいよ」