ラジオ番組でお詫びと訂正のアナウンス 有吉弘行の毒舌と下ネタ満載キャラはもう限界だ
お笑い芸人の有吉弘行さん(39)がいつものように毒舌と下ネタ満載でラジオの生放送をしていたところ、いきなりお詫びと訂正を入れられてしまった。
何についてのお詫びと訂正なのかは明らかにされなかったが、番組で「キチガイ」「足切り」と発言したためらしい。ただ、毒舌と下ネタという有吉さんの芸風がやりすぎでピンチを迎えているとの見方も出ている。
「ダメなこと言っちゃった。ごめんなさい本当に」
問題になっている番組はJFN系列の2時間番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」の2013年11月24日放送分で、放送を開始してからから約1時間後に、有吉さんのアシスタント役で出演しているお笑いコンビ「デンジャラス」の安田和博さん(46)が、ガサガサと紙が擦れる音を出した後に、
「番組内に不適切な発言がありました。訂正してお詫びいたします」
という原稿を読んだ。それまでハイテンションで騒ぎまくっていたスタジオは静まり返り、その後の放送での有吉さんは元気がなくなってしまったようだった。
ネットでは、「キチガイ」と発言したのが原因だろうという意見が相次いだ。しかし、それに納得できない人も多数いた。この発言は2013年のミス慶応の話題の時に出た言葉で、「キチガイ」と言い切ってはおらず、直前で踏みとどまっている。
「ダメなこと言っちゃった。ごめんなさい本当に。ちょっと久々に言っちゃった、本当に」
とその場で謝罪していることもあり、わざわざ番組を中断し改めて謝罪をする必要があったのか、というのだ。
では何が悪かったのか。ネットでは他に安田さんがフルマラソンに出場した時のエピソードで、記録が悪かったため途中で強制リタイヤ「足切り」にされそうになった、と語ったのが不適切発言だったのではないか、という意見も出た。「足切り」は事実上放送禁止用語になっている。
「この騒動でラジオ番組が打ち切りになりませんように…」
この番組は有吉さんの過激な発言、下ネタ連発が人気で、超売れっ子芸人だからこそ許されてきた部分があった。有名人を実名で晒し、ありえないことまで毒舌でぶった切ってきた。
24日の放送でもこんなことがあった。リスナーからの怒りをぶちまけたメールを読み上げるコーナーで、モデルの益若つばささん(28)が、ユニセックス(男女兼用)のTシャツをワンピースとして着ているとツイートしたことについて、益若さんを「ミルキー・ビッチ」と表現、ユニセックスというのはどんなセックスだ?口でやるのか?尻の穴でやる奴か?誰とでもセックスしちゃうってやつか?などとし、
「ツイッターでエロいこと叫びやがってこのスケベ女がよー!」
というリスナーのメールを感情たっぷりに読み上げ、大爆笑していた。
人気俳優の生田斗真さん(29)主演の映画「土竜(モグラ)の唄」がローマ国際映画祭に出展され、生田さんが映画の見所は下ネタと話したことについても、リスナーから怒りのメールがあった。下ネタはバカで陰気で気持ち悪いゲス野郎に残された最後の武器で、モテモテの爽やかなイケメンが使ってはいけない。イケメンが下ネタを使ったとしたら、
「チンコ出すしかねぇだろ。マジでチンコ出すぞコラ!4センチのチンコ出すぞこの野郎!!」
と読み上げた。このほかにも市川海老蔵さんなどの有名人を取り上げている。
今回はいつもよりテンションが高かったし、番組で取り上げられた有名人から苦情が来てもおかしくない内容だった。今回のお詫びと訂正で、彼は既に限界を迎えている、「オワコンになってしまっている」、いつものようにやり放題はもう無理だ、と感じている人もいて、
「今回のお詫びでラジオが打ち切りになりませんように」
と心配する声もネット上に出ている。