マンチェスター・シティFWカルロ・テベスがミランから遠ざかっているが、一方でユヴェントスFWアレッサンドロ・マトリがミランに近付いている。ミランとユーヴェは近いうちにマトリについて話し合うだろう。

現時点で、マトリの評価額は高すぎる。ユーヴェは1000〜1200万ユーロ(約12億7000万〜15億2000万円)と評価している。実質的に、テベス獲得に提示するのと同じ金額だ。マトリは比較的若く、昨季は11ゴールを挙げており、年俸も約250万ユーロ(約3億2000万円)と対応可能。そして、彼はミランの下部組織出身だ。これも大きな要素となり得る。

ただそれで、ミランがユーヴェにこれほど高額なオファーを提示するということにはならない。それでも、交渉を始めることはできるだろう。特に、FWロビーニョがサントスへ復帰するならなおさらだ。ユーヴェがミランからテベスを“奪う”のであれば、ユーヴェも売却が必要となる。ミランはプランBを準備しているのだ。

なお、ミランDFケビン・コンスタンはジェノアとの共同保有が続き、ミランが残ることが決まった。