インザーギ監督はエル・シャーラウィにミラン残留をアドバイス

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 来シーズンからミランの下部組織、プリマヴェーラ(20歳以下)の指揮官に就任するフィリッポ・インザーギ監督が、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応え、イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィや来シーズンのトップチームについて語った。

 本人やクラブ幹部が否定したが、マンチェスター・Cへの移籍の可能性を報じられていたエル・シャーラウィについて、インザーギは「彼は残るべき。ここで選手として成長を続けられる。海外の経験は重要だが、私は苦しい状況に置かれたときに家族や友人が助けてくれるから、家に近い場所に残ることを常に選んできた」とコメントし、まだ20歳と若いエル・シャーラウィにクラブ残留を促している。

 来シーズンの続投が決まったマッシミリアーノ・アッレグリ監督については、「私たちはすでに話をしたし、全てにおいて協力していく。アッレグリ監督の続投が決まった後、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長が僕に電話をしてきて、そこで話したんだ」とサポートしていくことを強調。

 また、ミランは来シーズンからトップ下を置いたシステムを使用するのではないかと見られているが、「プリマヴェーラでも4−3−1−2を使用するか?言えることは、トップチームと同じシステムを我々も使うということだ。どういった形になろうと、(シルヴィオ・ベルルスコーニ)会長は4人のDF、3人のMF、3人のFWを求めるだろうね。前線に3人を並べようと、トップ下を置くことになろうと大差はないよ。選手次第だ」と、戦術面について語った。