元イタリア代表のフィリッポ・インザーギ監督が、ミランのプリマヴェーラ(U-20)の指揮官となる。就任1年目ながらアッリエーヴィ(U-17)で主役となった同監督にとっては昇格という形だ。ミランが7日にツイッターで明らかにした。

プリマヴェーラへの昇格とともに、インザーギ監督はミランとの契約を2016年6月30日まで延長している。インザーギ監督は『Milannews.it』のインタビューで、「うれしいよ。ミランは常に驚かせてきたけど、誇りに思っている。このユニフォームは私にとって本当に特別なんだ」とコメント。次のように続けている。

「私はとても素晴らしい世界から離れた。プレーがすごく恋しくなると思っていた。だが、指揮を執るのも同じように素晴らしいことなんだ。私はその日その日を生きている。今日、クラブが示してくれたことは、私にとって非常に重要なことだ」

「来年、プリマヴェーラを指揮するのはうれしいよ。ミランのプリマヴェーラは長く国内タイトルを手にしていない。我々は優勝するために全力を尽くす。私は、ミランから評価してもらっていると感じているが、誰からも、何もプレゼントはしてもらっていない。自分自身が信用に値する人間であることを全員に示さなければいけないんだ」