レアルのコエントランが退団希望「初日から歓迎されていなかった」

写真拡大

 レアル・マドリードのポルトガル代表DFファビオ・コエントランが23日、母国紙『O Jogo』とのインタビューで、今シーズンいっぱいでの退団を希望していることを告白した。

 コエントランはまず、移籍を望む理由としてクラブへの不信感を挙げた。

「入団初日から自分は歓迎されていないと感じていた。今では誰もが僕の退団を望んでいるようにも映る。彼らに対する自分のどこが悪かったのか、さっぱり分からないよ」

 一方、レアル・マドリードの放出候補として自身の名が取り沙汰されていることに嫌悪感を表したコエントランだが、しかるべき移籍先を見つけることの方が重要との見解を示した。

「もしクラブが僕に満足してなかったとしても問題はない。誰も損をすることのない、お互いにとって有益な解決策を探し出せばいいのだからね」

 なお、コエントランの移籍先に関しては、“ポルトガル・コネクション”により、ジョゼ・モウリーニョ監督と共にチェルシーへ行くとの噂が急浮上している。とはいえ本人は、「もしレアル・マドリードを去るなら、誰に対しても扉を閉ざすつもりはない」と述べ、それ以外のクラブへの移籍も検討する準備があることを明かしている。