北朝鮮の朝鮮労働党宣伝扇動部が行った講演で、講師が北朝鮮のミサイルについて、「1発で、原発1か所を攻撃すれば日本という国を地球上から消し去ることが出来る」などと発言したという。韓国のネットメディア・デイリーアンが2012年11月6日に公開したテープの内容を、時事通信などが報じた。

報道によると、講演は2007年に海外の同胞団体幹部向けにおこなわれた。講師の宣伝扇動担当書記は、北朝鮮のミサイルについて、

「ロケット(ミサイル)1発で、原発1か所を攻撃すれば、広島の原爆の320倍の爆発が起こり、日本という国を地球上から消し去れる」
「第2次朝鮮戦争が起こる場合、アメリカ本土、日本本土、韓国を同時に攻撃する」

などと発言したと言う。