もうすぐ夏は終わってしまいますが、<Stylelist>では夏を感じさせるような往年の女優の貴重な写真をご紹介します。


グレース・ケリー
女優からモナコ公国の王妃になった"クール・ビューティー"グレース。1956年の結婚式でのドレス(ページ内中央の「PASS」をクリックすると表示)は、1954年の代表作『裏窓』(アルフレッド・ヒッチコック監督)での衣装同様、今なおデザイナーに影響を与えているとか。今回の写真は50年代に撮られたもので、プールに腰かけ、白のドレスにマッチしたビキニパンツを履いている。

ジェーン・ラッセル
マリリン・モンローの代表作『紳士は金髪がお好き』の共演者で友人でもあったジェーン。40年代と50年代のセックス・シンボルとしても知られる彼女は、持ち前の女性らしいスタイルを強調する洋服を着ることが多かったという。こちらは1955年に撮影されたもので、明るい色の衣装にシルバーのアクセサリーを合わせている。晩夏から初秋にぴったりのファッションだ。


スージー・パーカー
10代のころからモデルを始め、有名フォトグラファー、リチャード・アヴェドンのミューズとなったスージー。ココ・シャネルのお気に入りでもあったという彼女は、ケーリー・グラントやジェーン・マンスフィールドと共演した映画『よろめき休暇(原題:Kiss Them For Me)』で女優としても才能を発揮した。

1957年に撮られたこの写真では、夏の終わり(まさに今!)に挑戦したいギンガムチェックのホルタードレスに身を包んでいるスージー。かのクリスチャン・ディオールから"世界一の美女"と称された女性でもある。そのほかの写真はコチラからどうぞ。