オセロの中島知子(40)が窮地に追い込まれている。相次ぐ番組の降板に加え、家賃滞納までもが発覚。同居している霊能者以外には、もはや制御不能だという中島の怪しいプライベートに迫る。



 都内有数の高級住宅地。閑静なお屋敷街の一角のマンションに、現在、中島は“自称・霊能者”と同居している。だが、その同居生活は異様なものだという。

 近所の住民が話す。

「昨年、中島さんらしき女性が目撃された時は、顔中にセロテープをつけていて、一瞬、誰だか判別がつかなかったといいます。他に秋頃には、帽子を目深にかぶった中島さんが、両頰を自分でつねりながら、左右に体を揺らして歩いているのを目撃しました。ちょっと正視に堪えない様子でした」

 中島といえば、女芸人として美形で鳴らしていた。セクシーなセミヌードを披露したかと思えば、プライベートでは、俳優の谷原章介との交際や、歌手の井上陽水との不倫も報じられたこともある。ところが、数々の失恋のあげく、最後に頼ったのが、43歳の自称・霊能者Iだった。

 芸能記者が言う。

「中島はプライベートの悩みを打ち明けているうちにIをすっかり信じ込むようになった。その手口は、複数の有名人との交友関係をでっち上げて“身内”と思わせるもの。『猪俣公章先生の弟子でマルシアと同居していた』『福山雅治の内縁関係にある』と全て適当な話にもかかわらず、中島は傾倒。最終的に、預金通帳もIに渡してしまうほどの信奉ぶりで、周囲は危惧しています」

 さらには、仕事をドタキャンするなど芸能活動にも支障を来すようになった。

「09年頃からは、中島の一日のスケジュールも完全にIが決めていた。そのため、仕事をすっぽかすようになったり、寝不足で不機嫌になることも多かった」(番組制作スタッフ)

 その後、昨年4月から中島は休業に追い込まれており、収入がとだえていた。そんなやさき、個人事務所の家賃を滞納しているとして、訴訟にまで発展。しかし、中島サイドは法廷に現れず、このままでは敗訴は確定的だという。

「中島が滞納しているのは、月45万円の家賃の6カ月滞納分で利息などを加えると、総額650万円。さらには、現在籠城中の自宅マンションの家賃も滞納しているといいます。ただ、自宅も追い出されるのは時間の問題で、仕事もしていないので相当、金欠と見られている」(前出・芸能記者)

 しかも中島と行動を共にする霊能者Iは、過去にも鑑定や除霊の名目で、複数の女性から金を無心していた。中には、3000万円もの金銭を支払った被害者もいたという。

 まさに、“待ったなし”の状況にまで追い込まれた中島は、今後どうなるのか。芸能評論家の肥留間正明氏が語る。

「中島さんは、いわば被害者。今後、『金の切れ目は縁の切れ目』とばかりに霊能者との関係は切れることになると思います。中島さんは現在の女性タレントの中でも、番組を仕切る能力などはピカイチだった。ただ、芸能界に復帰した時に、今回の騒動を笑い飛ばせるぐらいのキャラクターに脱皮できるかどうか‥‥それしだいではないでしょうか」

 一刻も早くマインドコントロールから逃れるのを望むばかりだが‥‥。