インテルFWジャンパオロ・パッツィーニが、左足首をねん挫していることが分かった。同選手は27日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグのCSKAモスクワ戦で、前半39分に負傷。ハーフタイムまでプレーを続けたが、28日の検査でねん挫が発覚している。

インテルはセリエA次節でナポリと対戦するが、パッツィーニはおそらくこの一戦を欠場することとなる。パッツィーニの代役には、CSKAモスクワ戦で決勝点を挙げたFWマウロ・サラテが起用されるだろう。チームは28日に練習を再開しており、3日間の休養が明けたMFヴェスレイ・スナイデルは別メニューをこなしている。

一方、マッシモ・モラッティ会長はこの日、クラウディオ・ラニエリ監督に賛辞を送っている。

「彼は良いスタートを切った。期待以上で、本当に良いスタートだ。精神的にも、プレーの面でも、彼はチームを掌握することができた。簡単なことじゃなかったから、良いことだね。最初の2試合の結果は、我々にとって大きなものとなった」

また、モラッティ会長はナポリについて、次のように述べている。

「ナポリは再びトップに戻ってきた。好ましいチームだ。選手たちは勝つために必要なガッツがあることを示している。(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長は素晴らしい人物で、彼にはエールを送っているよ。スクデットに向けてより戦力を整えているのがどちらのチームなのかを話すには早すぎる」

モラッティはキャプテンのMFハビエル・サネッティに対しても、このように賛辞を送った。

「(CSKAモスクワ戦でのサネッティは)私にとってベストプレーヤーだった。特に前半は、38歳であっても、ただ有効な選手というだけでなく、どんなチームにとっても必要不可欠な存在であることを示したね。彼はピッチでも、そして人間としても、違いをつくっている。彼はインテルの未来だ。幹部として、という話じゃない。まだまだ彼はプレーするからね」

サネッティに関してはラニエリ監督も称賛している。

「彼がやってきたこと、そしてこれからやるはずのことに、賛辞を送りたい。真剣に練習し、毎日努力をする、そんな偉大なプロフェッショナルでなければ、こういった目標にたどり着くことはできないんだ」