50/50 フィフティ・フィフティ<br />(c)IWC Productions, LLC.
 酒もたばこもやらない“普通”の青年アダムに突然告げられた病気は“ガン”だった―。病(ガン)という“非日常”の中で巻き起こる人間模様を、ユーモラスかつエモーショナルに描いたハートフル・エンタテインメント、「50/50(原題)」。12月より完全オープンするTOHOシネマズ渋谷(オープニング作品)、TOHOシネマズシャンテほかにて全国ロードショーとなる同作の邦題が『50/50 フィフティ・フィフティ』に決定した。

 『50/50 フィフティ・フィフティ』は、がんを克服した脚本家の実体験を基に、彼の親友であるセス・ローゲンたちが映画化。ガン患者自身の葛藤や周囲の人たちとの複雑な関わり合いの物語を、心温まるエンタテインメント作品として書き上げた良作。

 ガンを宣告される主人公アダムを演じるのは、『(500)日のサマー』のスマッシュヒットで一躍注目を浴びたジョセフ・ゴードン=レヴィット。ミシェル・ゴンドリー、ウェス・アンダーソン、スパイク・ジョーンズら若手監督に続く新たな才能ジョナサン・レヴィンが監督を務める。

 また、アダムのために奮闘し、やがて心を通わせる新米セラピストのキャサリンには、『マイレージ、マイライフ』のアナ・ケンドリック。女好きのアダムの親友カイルには、『グリーン・ホーネット』のセス・ローゲンがプロデューサーと兼任で出演。その他にも『ヒア アフター』のブライス・ダラス・ハワード、『ダージリン急行』のアンジェリカ・ヒューストンなど実力派俳優が脇を固め、【生存率50%の中で、人はいったい何を考え、誰を想うのか?】というドラマに説得力を与えている。

 同作は、来月9月より開かれるトロント国際映画祭への出品が決定しており、全米公開は2011年9月30日を予定している。


『50/50 フィフティ・フィフティ』ストーリー

いきなり余命わずか決定!?なんで僕が??

酒もたばこもやらない"普通"の青年アダムに突然告げられた病気は"ガン"だった。
27歳という若さで、5年生存率50%のまさかの余命宣告。
その日から、アダムの生活環境は一変。よそよそしい会社の同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人、同居を迫る世話焼きの母親…。病気のアダムに気遣って誰も今までどおりに接してくれない、ただ一人女好きの親友カイルをのぞいては。カイルと一緒に病気を"ネタ"にナンパしたり、新米セラピスト、キャサリンとの手探りセラピーを通して、"ガン"の日々を笑い飛ばそうとするアダム。
しかし刻一刻と進行する病魔に、やがてアダムは平穏を装うことができなくなる…。