インタビュー:藤岡みなみ「抜けているところにキュンとくる」
上野動物園にパンダが登場したことで空前のパンダブームが再来。そんなパンダ熱が上昇中の中、『カンフー・パンダ2』が公開されることになった。前作で、カンフーの達人となったパンダのポーが、今度は仲間たちと共に、新たな敵から中国を守る。ポーの出生の秘密が明かされるなど見どころたっぷりの本作を、自他共に認める“パンダマニア”である藤岡みなみに分析してもらうことにした。藤岡は、パンダグッズを手にしながら、記者の前に登場。どんな話が飛び出すのだろうか。
――すごいですね。パンダの被り物にアクセサリー。準備万端ですね。
藤岡みなみ(以下、藤岡):(アクセサリーを指差しながら)これも自分で付けました。これ普通に私服なのですが、緑じゃないですか。竹の笹の色で、竹の子イメージの服なんです。普段からパンダに関する格好をしているのは“笹ガール”だからです。――“笹ガール”とは何ですか?
藤岡:“山ガール”とか“森ガール”という言葉がありますよね。パンダが好きな女の子は“笹ガール”って言うんです。――そうなのですね(笑)。ところで、笹ガールは、どの様な活動をするのですか?
藤岡:パンダを愛することとか、ファッションもパンダっぽくするとか。大人の“笹ガール”は、“パンチラ”をしますよ。――ええっ?“パンチラ”ですか!?
藤岡:パンダグッズをカバンに忍ばせて、カバンからちょっとパンダが見えるようにするのを“パンチラ”って言います。――「パンダ」が「ちらっ」で“パンチラ”なのですね(笑)。いや、驚きました。“パンチラ”を上手にするコツは何かあるのでしょうか?
藤岡:チラリズムであればある程、良いです。パンダかどうか分からない様にして、「もしかして牛グッズかな? スヌーピーかな?」とか思わせて、近づいたら「パンダだ!」って分かるぐらいのギリギリのところで、ちらっとする(笑)――なるほど。それが“パンチラ”の上級テクニックなのですね。ところで、パンダはいつから好きになったのですか?
藤岡:小学校3年生くらいの時からで、13年くらい好きですね。『カンフー・パンダ』が公開されてすごく嬉しかったです。――すごいですね。パンダグッズは、どのくらい持っているのですか?
藤岡:500点くらいあります。――そんなに持っているんですね!でも、パンダのぬいぐるみなどは想像できますが、他にはどんな種類のパンダグッズがあるのですか?
藤岡:日用品は何でも全部ありますよ。――パンダ歯ブラシとか?
藤岡:もちろんあります。ちょっと言ってみてください。多分、全部ありますよ。――パンダ枕?
藤岡:あります、あります。――パンダ箸?
藤岡:あります、もちろん。――パンダ道着?
藤岡:道着?それはない!あー、今すごく悔しかったです。じゃあ、分かりました。私、今度パンダ道着のプロデュースをします。そうしたら絶対に世界にひとつだけのパンダグッズになると思うので。――もしかしたら『カンフー・パンダ』でポーが着てくれるかもしれないですよ。
藤岡:そうですね(笑)