左から、ジョン・ファブロー監督、オリヴィア・ワイルド、ハリソン・フォード。 『カウボーイ&エイリアン』 (C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
 7月23日(土)、サンディエゴで映画『カウボーイ&エイリアン』(10月22日より日本公開)のUSプレミアがComic-Conにて開催された。本作に登場するエイリアンの巨大オブジェが飾られたレッドカーペットには、監督のジョン・ファブロー、製作のロン・ハワード、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグが登場。さらに、ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、キ―ス・キャラダインといった豪華キャストも勢揃い。彼らを一目見ようと、500人以上のファンとマスコミが集まった。

 本作は、グラフィックノベルと呼ばれる厚い形式のアメリカンコミック『カウボーイ&エイリアン』を実写映画化したもの。物語は、1人の男(ダニエル・クレイグ)がアリゾナの荒野で目を覚ますところから始まる。自分が誰なのか分からない男は、自分のルーツを探し始める。辿り着いた町は、ダラーハイド(ハリソン・フォード)によって支配されていた。ある日の夜、突然、西部の町の夜空に青い光が走り出し、見たことのない未知の敵が町を来襲する。その時、男の腕にはめられた腕輪が青い閃光を放ち始めた。この敵に立ち向かうことが出来るのはその男だけだった。一体、男は何者なのだろうか。

 監督は、『アイアンマン』シリーズでファンから絶大な支持を集めるジョン・ファブローが務める。昨年のComic-Conでは、本作のフッテージ(撮影済みでまだ編集されていないもの)を上映し、話題となったが、今回は完成版とともに登場。多くのファンから喝采を浴びた。今秋最大注目のSFアクション大作として話題を呼んでいる。

 ジョン・ファブロー監督は、「今年もここに戻ってこられて、とても嬉しい。グラフィック・ノベルファン、SFファンだけでなく、多くの映画ファンにこの作品を見てもらいたい。様々なジャンルを組み合わせた、壮大なスケールの映画に仕上がっているから」と再びComic-Conに参加出来た喜びを語った。

 総製作指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグは、製作の段階で、なぜ映画化されなかったのかが不思議だったそうで、原作を絶賛している。「原作の魅力に多くの若者たちが夢中になっている。とても想像力をかきたてられる、カウボーイとエイリアンという2つの要素を融合させた最高の組み合わせだよ」と自信を見せたコメントも残した。

 本作は、7月29日(金)より全米で一足先に公開される。ファンの期待を裏切ることなく、満足させることが出来るのだろうか。

 日本では、10月22日(土)より丸の内ピカデリーほかで全国公開する。

映画『カウボーイ&エイリアン』-公式サイト

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