第64回カンヌ国際映画祭に出席したブラピ (C)Kazuko Wakayama

写真拡大 (全2枚)

 第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門最大の注目作、『ツリー・オブ・ライフ』の記者会見が行われ、主演兼プロデューサーを務めるブラッド・ピットと、彼の妻を演じたジェシカ・チャステイン、プロデューサーのデデ・ガードナー、サラ・グリーン、グラント・ヒル、ビル・ポーラッドの6人が登壇した。

 『ツリー・オブ・ライフ』は、成功した実業家の男が人生の岐路に立ち、遠い少年時代を回想しながら、乗り越えつながり続ける家族の姿に生命の連鎖を見いだすという物語。

 この日の朝に行われたマスコミ試写は、前評判が高かったことから世界各国のプレスが殺到し、入場できない記者が続出。そんな熱気が集まる中で行われた会見で、ブラッド・ピットは、「この映画が描いている永遠の命題についてスタッフ、キャストと一緒に考えてみた。子供たちは厳格な自然である“父”と恵みと愛の象徴である“母”との間で揺れながら成長していく。この映画は何故、何のためにこの世に生まれて、そして死んで、一体どこに行くのかを描いた作品だ。」と映画のテーマを話してくれた。また、映画の中で描かれている家族が、自分の少年時代と似ているということも語っていた。

 この映画『ツリー・オブ・ライフ』の日本公開は、8月12日(金)。丸の内ルーブル他で全国ロードショーを予定している。カンヌを沸かせた作品の公開が待ち遠しいものである。

(C)2010. Cottonwood Pictures, LLC. All rights reserved.

【MOVIE ENTERおすすめニュース】
J.J.エイブラムスが緊急会見、超極秘『SUPER 8』の真相が明らかに
アンジェリーナ・ジョリー「家族こそ愛のある場所。カンフーパンダは子供に観せたかった」
スリリングを味わう『アリス・クリードの失踪』コラボTシャツの発売が決定
『パラダイス・キス』がジュエリーになる?