韓国の大手ポータルサイトで10日「東京 殺人予告」、「インターネット 殺人予告」などが人気急上昇ワードの上位に登場した。同国のメディアが日本のインターネットで通り魔を予告する書き込みがあったと相次いで報じ、同話題への注目が高まった。

 2月6日に書き込みが始まった犯行予告では「2011年2月11日21時ぴったり」、「新宿駅(前、新南口だったところの階段をおりてハイウェイバスの入り口あたり)」、「3人組み。29歳、27歳、30歳」、「一人が車で通行人に突っ込み、残りの2人はナイフで通行人を殺す」などと、犯行の時刻や場所、人数、年齢、手口まで詳細に明かした。

 犯行の動機についての質問には「簡単に言うとただ人殺しがしたかったから」と答えた。また「必ず実行する。アキバより多くの人が死ぬだろう」と、大惨事となった秋葉原事件にも言及。「あとは捕まった時に分かるだろう」との書き込みからは、犯行後に逮捕されることを意識している様子がうかがえる。

 韓国メディアは書き込みサイトのキャプチャ写真とともに予告の内容を紹介、「日本列島が不安にさらわれた」、「日本列島が衝撃を受けた」、「日本が無差別な殺人予告で超緊張状態」などと相次いで報道した。続報で関連内容を次々と伝えるメディアもあるほど、同国メディアは高い関心を示した。

 犯行予告者が2008年秋葉原で発生した通り魔事件に言及したため、同話題を伝えたメディアのほとんどが「不特定多数を狙った無差別殺人事件で7人の死者と10人の負傷者を出した」と、秋葉原事件への説明を付け加えた。(編集担当:金志秀)



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