米スポーツ専門チャンネルのESPNが選出する、サッカーにおける「今年のアジアの選手」で、本田圭祐選手が第1位に選ばれた。マンチェスタUで活躍する韓国の朴智星(パク・チソン)選手は第2位だった。韓国メディアは「国内ファンの期待を裏切った」と悔しさをにじませた。

 ESPNは28日、インターネットを通じて「2010年通年で目立つ活躍をしたアジアの選手10人を発表した。第2位に朴選手を選定した理由は「過去数年の間アジア最高の選手だった。今年は、より良い姿を見せた」で、ワールドカップと所属チームでの活躍を高く評価した。

 ESPNは一方で、本田選手は「ワールドドカップのデンマーク戦でみせた無回転フリーキックなどは強烈なインパクトがあったと」して、朴選手を上回る第1位に選んた。韓国メディアは「本田選手の印象的な競技力は日本だけでなく、欧米メディアの注目も集めている」との見方を示した。

 朴選手が本田選手に“敗れた”結果に、韓国では悔しさをにじませる報道もある。「期待していた1位は日本の選手に渡った」、「国内ファンの期待を裏切った」などと伝えた。

 日韓の選手としては、ドイツの・ブンデスリーガ1部で8得点をあげるなど大活躍をした香川真司選手が第5位に、プレミアリーグのボルトン在籍の韓国代表・李青龍(イ・チョンヨン)選手が第4位に、現在ブンデスリーガ2部でプレーしている鄭大世選手が第8位に選ばれた。(編集担当:金志秀)



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