バルサのサテライトに当たるバルサBが2部リーグで大活躍を続けている。11月終わりに行われる予定が、大雨の影響で延期になっていた首位ベティスとの対戦を迎えたバルサB。CL対ルビン・カザン戦で主力が多くトップチームに引き抜かれていたが、残りのメンバーでベティスから勝ち点1をもぎ取った。

 CL対ルビン・カザン戦でゴールを決めたフォンタス、ビクトル・バスケスなどを欠いていたバルサB。ベティスホームということもあり、2ゴールを先制される苦しい展開になったが、終盤追い上げを見せ、トップチームでもデビューを果たしているノリート、そしてセルジ・ブスケスの後継者としても期待されるウリオルのゴールで貴重な勝ち点をもぎ取った。

 ベティスが今シーズン、ホームで勝ち点を許したのは初めて。ビジャレアルB以外は全てがトップチーム。1部でプレーした経験がある選手が多い厳しい2部リーグで若い選手だけで戦うバルサBが4位に居るのは立派だ。

 そんなバルサBの活躍をグアルディオラ監督も高く評価している。「ルイス・エンリケ監督を祝福したい」と、CL対ルビン・カザン戦後にはバルサBの選手がトップチームでも活躍していることを喜んだ。下部組織から選手が昇格するという良い流れが維持できているバルサ。今後はバルサBの活躍も楽しみだ。

(スペイン通信)