ミランが9日、FWズラタン・イブラヒモビッチとFWロビーニョのお披露目会見を行った。両選手を紹介したのは、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役。「彼らは最後に加わった選手たちだ。その彼らが信じられないほどの熱意を引き起こしてくれた」とうれしそうに述べ、「風向きが変わった。すべてが変わったんだ」と満足そうに話し、次のように続けている。

「カカー(現レアル・マドリー)の売却まで続いていたサポーターとベルルスコーニ(・オーナー)の素晴らしい関係は、まだ続いている。熱意をもたらしてくれたこの2人の素晴らしい選手たちに、感謝の言葉を述べたい。シーズンチケットホルダーはどんどん増えている。チャンピオンズリーグ・グループリーグ用のミニ年間シートに関しては、歴代最高の記録に近づいているんだ(約5万2000席)。リーグ戦のシーズンチケットもとても良い売り上げを記録している」

「イブラヒモビッチにどんな期待をしているか? 同じスウェーデン人で、269試合出場221ゴールという記録を残した(グンナー・)ノルダールのようになってもらいたい。一方、ロビーニョにはブラジル人選手たちの伝統を続けて欲しいね。ロビーニョには、ミランが1963年に初めてチャンピオンズカップに優勝したのは、(ジョゼ・)アルタフィーニのドッピエッタ(2得点)だったということを覚えておいてもらおう。次のミランのファイナルでは、ロビーニョにハットトリックを決めてもらいたいね」