環球網が中国人ネットユーザーを対象に行った「世界各国の平和的イメージ」の調査で、中国が1万3445票を獲得し、「もっとも平和的な国」となったことに対し、日本のネットユーザーから反発の声が上がった。

 調査結果を報じた記事では、「中国は内外ともに衝突が少なく、あったとしても外部が引き起こした衝突である。また、中国の伝統文化は内向的で温和、これまで植民地政策を行ったことがないという特色ある文化が、中国を第1位にした要因だ」と報じたが、2ちゃんねるなど日本のネットユーザーからは、さまざまなコメントが殺到した。

 日本の外国人犯罪の多くは中国人によるものだというコメントや、確かに中国は以前より安全になったが、中国が日本より安全ならば、なぜ中国人は日本に旅行に来るのか?といった反論のコメントが寄せられた。

 そのほか、「調査対象が中国人である以上、自分の国がもっとも良いと考えるのは自然だ。中国が豊かになりはじめ、多くの中国人が旅行や留学などで国外に出て行く機会が増えているのに、なぜ外国の良さを見ることができないのか。中国人は井の中の蛙だ」とのコメントが寄せられた。

 調査結果に対する日本ネットユーザーの反応は、中国でも報じられると、中国ネットユーザーも反論。1500以上のコメントが殺到し、さまざまな議論が行われている。(編集担当:畠山栄)



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