「私の名前はリン・ベッカムです」――ロサンゼルス・ギャラクシーMFデイヴィッド・ベッカムの親戚だろうか? そう、彼女はベッカムの姉である。ではなぜ、ベッカムのお姉さんが現在、生活保護を受けているのだろうか? イングランドで実際に起きていることを、英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』が報じた。

38歳のベッカムの姉は、金銭的に難しい状況にあることから、現在週に164ポンドの生活保護を受けているという。彼女の有名な弟は、1億5000万ユーロもの資産を持っている。その彼が、困っている姉を助けないということなどあり得るだろうか?

だが、ベッカムに近い筋の人物は、『デイリー・メール』に対し、実際はまったく違う状況だと話している。

「デイヴィッドはリンが生活保護を受けているなんて、まったく知らなかったんだ。彼女が住んでいるエセックスの家(25万ポンド=約3300万円と言われる)も彼が購入したものだ。お金も、必要とするものすべても与えてきた。だから、今回の話には当然ショックを受けているし、落ち込んでいる」

姉のリンさんには3人の子供がおり、コリン・エブリー氏との結婚が破局してから問題を抱えるようになったという。デイヴィッドは特に1998年、エブリー氏が家でコカインを売っているのが発覚してから同氏をずっと憎んできた。現在は別のパートナーであるケヴィン・ブリッグス氏と一緒にいるが、彼もまたあまりきれいな過去を持っている人物ではないと言われる。