1月6日のキエーヴォ戦で相手選手と衝突し、頭がい骨折という重傷を負ったインテルDFクリスティアン・キヴ。ピッチへ戻れるかどうか、医者にいつ尋ねたかと聞かれると、彼は次のように答えている。

「手術の前、『死なないですか?』って聞いたあと、すぐにそれも聞いたよ。『ああ、またプレーできる。辛抱しなければいけない。いつ復帰し、練習できるようになるかは、今後の検査を待たなければいけないよ』と言われた。その検査は来週だ。それからすぐに走って、復帰の準備ができることを願っている」

――ご自身では復帰がいつごろになると考えているのですか?
「最初は後半戦のキエーヴォ戦で戻れたらいいなって思った。今は、精神的にはもっと短く考えている。1月はストップ。2月はヘディングしないで練習し、3月はヘディングもしつつ、恐怖と戦う。そして3月末に復帰って感じさ。ただ、これは僕の計算であって、ドクターたちの判断を待たなければいけない。筋肉のことだったら、リスクを負うかどうかは選手が決めるけど、頭のことになれば決めるのは彼らだよ」

――復帰したら恐怖を感じるかどうか、どれくらい考えますか?
「今は恐れを抱くんじゃなく、戻りたいと思っている。恐れるんじゃなく、落ち着いてプレーできるってね。ただ、実際にそうなるかどうかは今は分からないよ」

――ヘルメットが助けになるのでしょうか?
「必要ないだろうって言われているけど、僕自身が着けたいと思うだろうな。許可をもらえて、自分が必要だと感じたら迷わない。マスクを着ける方が不便だと思うし。でも正直なところ、必要ないだろうって思っているよ」