戦慄迷宮(C)ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009

写真拡大 (全3枚)

 歩行距離が世界一長いアトラクションとして、ギネスブックに認定されている富士急ハイランドのお化け屋敷「戦慄迷宮」が今秋3D映画として公開されることが明らかになった。

 「戦慄迷宮」は、自分の足で出口まで歩いていく形式のお化け屋敷で、入ってから出るまでになんと“約50分”もかかるという。廃病院を再現した巨大な建造物とお化け役のアクターのレベルの高さから、毎年多くのホラーファンが全国各地から集まり大盛況をおさめている名物アトラクションだ。

 本作でメガホンを取ったのは、「THE JUON/呪怨」で日本人初となる全米2週連続1位という快挙を遂げたクリエイター・清水崇監督。「久々の映画ですが、また怖いの撮っちゃいます(笑)。僕自身、幼少期は怖がりだったのに何故ホラー映画の監督なのか? 今回の物語はもろにその辺に触れています」と意欲的に語った。また、主演を務めるのはデビュー作「誰も知らない」でカンヌ国際映画祭・主演男優賞を映画祭史上最年少で受賞した柳楽優弥。今回の起用について柳楽は「怖いものが苦手だから、自分がスリラー作品に参加することはどうなのかと思ったが、作り手側はあまり怖くないかもと思い直し参加した」と話し、「世界進出した監督と一緒にお仕事できるだけで、自分が俳優をやっていく上での財産だと思っているし、嬉しい」と喜びのコメントをしている。

 ギネスブック登録の最恐お化け屋敷とホラー界の巨匠、そして国際的若手俳優がタッグを組んだ話題作に今後もますます注目が集まっていくことだろう。

 映画「戦慄迷宮3D HE SHOCK LABYRINTH」は10月、東京・新宿バルト9ほか世界最速公開。

■関連リンク
戦慄迷宮3D HE SHOCK LABYRINTH - 公式サイト

■関連記事
柳楽優弥、映画復帰作はサトエリとダブル主演(2009年05月27日)
石原さとみ、いろんな所が傷ついた「包帯クラブ」完成会見(2007年07月24日)