ジャーナリスト・白河桃子

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 5月16日に公開される映画「60歳のラブレター」とlivedoor ニュースが提供する「独女通信」、結婚情報サービスの「youbride」、パーティー企画の「Party People」がタッグを組み、日本初の「婚活試写会」を行った。

 本作は、日本中で交わされた93,626通の「夫から妻へ 妻から夫へ」のハガキが原案となり、「ALWAYS 三丁目の夕日」の古沢良太が脚本を務めた感動作。長年連れ添った夫婦の絆を描いた物語となっていることから、昨今注目されている「婚活」と組み合わせることによって、未来の夫婦像・結婚観などを考えるきっかけを与えようと今回の企画が実現した。

 当日は600名もの応募の中から選ばれた約80名の男女が会場に訪れ、映画鑑賞後、感動のあまり涙を流す人も見受けられる中、ジャーナリスト・白河桃子先生の「婚活レクチャー」が実施されると真剣なまなざしで学ぶ姿が印象的だった。参加者からの「1〜2回のデートで後が続かないのですが」という悩みに対し、「男女ともに言える事は、3回は会う事を目安にしてください。また男性の方にお願いしたいことは、最初の1回、例えばスターバックスのコーヒー1杯だけでもおごってあげてください。そこだけで損をしている方がいます」と“白河流”のポイントを披露。

 また、映画に登場する3組のカップルの中で、キャリアウーマンの独身女性麗子(戸田恵子)と妻に先立たれた医師静夫(井上順)の組み合わせについて、「子供を産むというのには年齢的な限界があります。私が婚活を推奨しているのにはそういう理由もあるのです」と意見しながらも、「最近はアラフォーの結婚が非常に多くなっていますが、麗子はアラフォー女性の典型。恋愛や結婚自体はいくつになってもできます」と恋愛に年齢は関係無いと応援メッセージを残した。

 最後に、映画にちなんだクイズやゲームが開催され、参加者の方々の中には最後に連絡先を交換する人の姿も見え、「婚活試写会」は大成功のうちに幕を閉じた。

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