4月1日(水)都内・帝国ホテルでは、『K-1 WORLD MAX』2003・2008年の世界チャンピオン、魔裟斗(シルバーウルフ)の引退記者会見が行われ、昨年悲願の世界王者に返り咲いた“反逆のカリスマ”は年内に予定される2試合をもって引退すると発表した。

そのニュースは日本経済新聞でも取り上げられ、引退会見翌日には、別の会見でマスコミの取材に応じた谷川貞治K-1イベントプロデューサーも「FEGの方に何百通も(ファンから)メールが来てました」と、スター選手の引退発表がもたらす反響の大きさを語った。

そんな魔裟斗の引退会見当日、妻でタレントの矢沢心は、複雑な想いでテレビを観ていた模様だ。これは、矢沢の公式ブログ「ココロのとびら」で明かされたもので、二匹の愛犬=トイプードルのマイケル&ジャネットとともに、テレビで夫の姿を観ていた矢沢は、(テレビに映ったであろう魔裟斗の)「聞きなれた声にマイケル反応 今までは見もしなかったのに」と書き、愛犬マイケルも、主人の節目を敏感に感じとった様子を語った。

また、「決意の判断だって覚悟がいることです。彼の真似をしろと言われたって私には到底できません。ただただ12月31日が待ち遠しくて。さみしくて。。。」と本音を吐露した矢沢。だが、結局、魔裟斗の“魔”の字も最後まで出さず、最近では、ダルビッシュ有の妻=紗栄子や、井上康生の妻=東原亜希などが、夫の一大イベントにお惚気半分でその胸中や行動を明かすタレント妻に比べ、控え目ながらもその心境を記した。