カンニング竹山、困った人を「勝手にお助けキャンペーン」

　9日、6月に公開される映画「守護天使」の完成披露イベントが行われ、主演のカンニング竹山、佐々木蔵之介、與真司郎（AAA）、寺島しのぶ、佐藤祐市監督が登壇した。

　「守護天使」は、「キサラギ」の佐藤監督が描く新境地のヒーロー映画。500円小遣いのサラリーマン、雀荘暮らしのチンピラ、イケメンのヒキコモリという不況時代の等身大ともいえる3人組が、誰に頼まれるでもなく勝手に裏サイトの魔の手から、美少女を助けるため必死で奔走するというストーリー。この、美少女役には“50代目ポッキーガール”の忽那汐里がキャスティングされている。

　今回映画初主演のなった竹山は、「どこかの番組でドッキリを仕掛けられているんじゃないかと今も疑っています。でも蔵之介さん、寺島さんと共演しているうちにドッキリじゃないんだと分かりました。オードリーみたいに旬じゃない僕がやっていて、申し訳ないです」と得意の“キレ芸”を封印した謙虚なコメント。竹山の妻役を演じた寺島は「実は、竹山さんの夢を見た次の日にこの仕事のオファーを受けたんです。神様がやれと言っているんだと思いました」と運命的なエピソードを告白。劇中ではチンピラ役のオールバック姿を披露している佐々木も「映画の見所は、竹山さんがホモ雑誌の撮影をするところです。その後に竹山さんに会ったら、内股になって歩いてました」と話し会場の笑いを誘っていた。

　また、作品と連動して、竹山が困っている人を「勝手にお助け！」していくキャンペーンを6月公開までに行っていくことが決定。今回は竹山がワンコイン（500円）小遣いのサラリーマンを演じていることから、参加した皆さんが温かくなる“すいとん”100人分を500円で手作り。訪れた観客に振る舞った。

　映画「守護天使」は6月渋谷HUMAXシネマ角川シネマ新宿ほか全国ロードショー。