スペインサッカー連盟(RFEF)は今年11月に、創立100周年を記念してアルゼンチンと親善試合を行うことになっているが、レアル・マドリーのFWラウールは記念試合のために「形だけ」招集されるのを嫌がっているとスペインのAS紙が報じた。

 ラウールはEURO2008に優勝したチームにも招集されておらず、クラブでは本来の調子を取り戻しているにもかかわらず、ここ2シーズンは代表に選出されていない。
 ところが、RFEFはレアル・マドリーのホーム、サンティアゴ・ベルナベウで行われる100周年記念試合に、これまでの功績をたたえてラウールを招集しようと考えているのだ。しかし、AS紙は、ラウールが1回限りの「形だけの招集」ならば興味はないと思っていると書き、ラウールの代理人は、「彼はお情けはいらない。敬意を示してもらう必要もない。彼は、実力を評価されて招集されたいだけなんだ」と話している。