デッラ・バッレ会長が就任して以来、豊富な資本力をバックに確実にチームをレベルアップさせているフィオレンティーナ。今シーズンはチャンピオンズリーグを戦う中、先日はフィレンツェに新スタジアム建築構想も発表し、確実に未来を見つめながら活動している。

 そんなフィオレンティーナは、イタリア国内にてユース育成年代でも多くの有力選手を集めている。そのスカウト網は世界中に張り巡らされており、このほどブラジルのサンパウロでプレーしていた14歳のDFアレンの保有権を獲得したことが明らかになった。年齢的な問題から、イタリアにきてプレーするのは数年後になる予定だが、優秀な選手を早い段階で獲得する世界的傾向を象徴する事例と言える。

 フィオレンティーナと同様に、強豪倶楽部はスカウト網を世界中に張り巡らせており、今後も若い選手の獲得劇が続くだろう。